よくある質問:ビジネスマナー全般
訪問時のマナー
防寒具の扱い方
日本では、玄関先でコート類を脱いでから呼び鈴を鳴らしますが、欧米などではコートを着たまま呼び鈴を鳴らすのがマナーだそうです。
最近では、コートを着たままで呼び鈴を鳴らしても構わないという風習が広まりつつありますが、訪問先が目上のお宅である場合には、コートを脱いだ方が無難でしょう。
コートを着たまま呼び鈴を押す場合も、マフラーや手袋はあらかじめ外しておき、カバンの中に入れましょう。
室内に入ってからは、コート掛けをすすめられたら、そちらにコートを掛けさせていただきましょう。
コート掛けが無い場合には、コートを小さく折りたたんで座席の背中部分に置きます。イスの背に掛けてはいけません。
空いている席にコートを置くようにすすめられたら、座席部分に置きます。
手土産のマナー
「手土産」と「おもたせ」の 違いをご存知でしょうか。
「手土産」とは、訪問する人が持って行くお土産のことを指します。
一方、受け取った人が“もらったお土産”を丁寧に言うときの言葉が「おもたせ」になります。
手土産を渡すタイミング
挨拶をした直後の早めのタイミングで手土産をお渡ししましょう。
その際に、冷菓など冷蔵庫に入れた方が良いものはその旨をお伝えしておきましょう。
頂き物をそのままお出しする場合には
お客様からの訪問を受けた際、ケーキのようにすぐに食べられる手土産を頂いた場合には、お客様にも召し上がっていただけるように、その場でお出しすることがあります。
その際には、「おもたせで失礼ですが」と一言断り、お出しするのがマナーです。
お客様からの頂き物に対する感謝の気持ちを込めて「おもたせですが」と言ってお出しします。