よくある質問:素材の基礎知識
ナイロン素材の特徴
ナイロン系素材の特徴とメリット・デメリット
軽さと耐久性を兼ね備えたナイロン素材。
汚れても簡単に拭き取ることができたり、濡れてもすぐに乾燥したりと、使い勝手の良い素材です。
撥水加工が施されたものや、より強度のあるものなど加工方法によって様々な特性を持ちます。
そもそもナイロンとは
ナイロン(Nylon)はポリアミド合成繊維の種類のこと。
太さを表す単位『 デニール 』で表現され、デニールの前につく数字が大きくなるほどナイロン自体が厚く、丈夫なものとなります。
ナイロンの種類
耐久性No.1 バリスティックナイロン
ナイロン素材の中でも特に耐久性のあるのが『 バリスティックナイロン(バリスターナイロン) 』。
高密度繊維をナイロンにしたもので、防弾チョッキ用に開発され軍用では対空砲火用のチョッキにも使用されるほど。
何よりもその強靭な耐久性が最大の魅力であり、メリット。
ブリーフケースやショルダーバッグなどに使われることもあり、アクティブに動くビジネスマンの激しい使い方にも十分耐えられる強さを誇ります。
また、ビジネスキャリーなど、ソフトタイプのキャリーバッグなどにも使われることがあります。
外部からの衝撃を受けやすいキャリーバッグだからこそ強いナイロン素材が求められるのかもしれません。
通常のナイロン素材に比べこれといったデメリットはありませんが、強いて挙げれば若干価格が高価になりがちな点がデメリットと言えます。
軽さが最大のメリットの中空糸ナイロン
ナイロン繊維の中間部分がマカロニのように空洞になったものを中空糸ナイロンといいます。
通常のナイロンと比べると圧倒的に軽い特徴を持ちます。