よくある質問:バッグの特徴と選び方
トートバッグ
トートバッグの特徴
- 大きめの荷物もざっくり収納でき、出し入れしやすい
- オンオフも、カジュアルもスーツも
こんな方が購入しています
- ・オンでもオフでも同じバッグを使いたい方
- ・ざっくり物の出し入れがしたい方
- ・大きな荷物を収納する方
トートバッグとは
通常持ち手が2本あり、多用途で使われます。鞄の上部のみが開口部となっています。肩にかけられて取り出しやすく、厚みのある物をしまいやすいバッグです。マチが深く、開き口が広いのでいろいろな物が入れられます。薄手の物は折り畳んで小袋に入れ、携帯できます。「持ち運ぶ」「携帯」という意味の英語「Tote(トート)」に由来しています。
一般的には丈夫なキャンバス生地やナイロン、なめし革などが素材が多く、縦型と横型のデザインがあります。
仕切りが少ない物が多いので、厚みのある物を入れるのに適しています。
トートバッグのルーツは約60年前に遡ります。まだ電気の冷蔵庫が普及していなかった1944年、米国のアウトドア・ブランドL.L.Bean社が氷のブロックを運ぶためにキャンバス地で口が大きなバッグを作りました。当時は “アイス・キャリアー”と呼ばれましたが、これが現在のトートバッグの始まりだと言われています。
ビジネストートとは?
カジュアル用途だったトートバッグを、ビジネス用途で使い始めたのは日本の男性からと言われています。大量のプレゼンテーション資料を入れたバッグを片手に歩きながら手帳を取り出し、もう片方の手で携帯電話で会話する……といった毎日を過ごす日本のビジネスマンたち。彼らから使いやすいバッグを望む声を受け「肩に掛けられて、開き口が広い」というというトートバッグ特徴をそのままに、素材をキャンバスからレザーやナイロンに替えたビジネストートが誕生しました。
近年「ビジカジ(ビジネス・カジュアルの略)スタイル」や「ジャケパン(テーラードジャケット・パンツの略)スタイル」、クールビズなどを取り入れる企業の増加により、スーツ以外のファッションコーディネートの組み合わせも多種多様になってきました。以前に比べて男性が自身のコーディネートに合わせられるビジネスバッグが求められています。そして今、シンプルな外見の「ビジネストート」が人気です。
当店のトートバッグの定義
当店では、本体の形状が「袋」状になっているものをトートバッグとして定義しています。
ファスナーがあるタイプの場合、下の図のようにメイン収納部のファスナーがその袋の内側に作りこまれているものです。
持ち手が長く、肩にかけられるタイプも多いのですが、持ち手が短く手持ちタイプも、袋状のものはトートバッグに分類しています。
汎用性が高い本革トートなら、移し替え不要
本革のトートバッグはビジネスでもカジュアルでも使えます。
オンオフでバッグを分ける手間が省け、物の移し忘れもなくなります。
2Way仕様もあり
ショルダーバッグにもなる「2Way」仕様のトートバッグがあります。使うシーンに合わせて肩がけ、斜めがけ、とスタイルを変えることができ便利です。
撥水性に優れた生地と止水ファスナーを使用しており、少々の雨では中身を濡らすことはありません。
収納されているストラップを取り出せばリュックとしてもお使いいただけますので、自転車通勤でも便利に使えます。
一般的なトートバッグの選び方
日常的に使うなら、普段一番持ち運ぶ一番大きなものが入るくらいのサイズを選びましょう。
一般的にはノートパソコンが入るくらいの大きさが便利です。
また、荷物が多い人はマチ幅が広めのものを選ぶ方がバッグの口が開きやすくなり、物の出し入れが楽にできます。
荷物が少ない人はマチ幅が狭い方が、バッグがかさばりません。
ビジネストートの選び方
トートバッグの中でも、ビジネスシーンでも活躍できるものをビジネストートと呼んでいます。
スーツの印象にあわせる
ビジネススーツなら、ブリーフタイプを
お客様にビジネスフォーマルな対応をする業種の場合には、肩かけだけのトートバッグはおすすめしません。カジュアルすぎる印象になり、スーツにシワがついてしまうからです。お客様にフォーマルな印象を与えたい。でもビジネスブリーフほどかっちりする必要がない人は、ブリーフタイプの手持ちと肩がけの2Wayになるビジネストートがおすすめです。
(ブリーフタイプは、見た目はほとんどブリーフケースと変わらないものもあります。違いは、ファスナーが外側に出ておらず、袋状になった内側についているかどうかです。)
スーツ(ジャケット)の印象にあわせる
上下セットのスーツではない、ジャケットスタイルにあわせるなら、本革を使用した高級感のある素材もおすすめです。シックな色合いのブラックやダークブラウンのビジネストートは、見た目にシンプルで落ち着いた印象を与えます。
比較的にカジュアルな服装が許される職場なら、ダーク系のジャケットに個性的なカラーでインパクトを出すのもよいかもしれません。
また、職場でカジュアルなスタイルなら、肩かけできるハンドル(持ち手)が長めのものもよいでしょう。たっぷり荷物があってもラクに持ち運びできます。中にはハンドル部分の長さが調節可能で、シーンに合わせて肩がけ、手持ちなど、スタイルを変えられるアイテムもあります。
アクティブに動く営業マンに
雨から荷物を守る撥水(はっすい)加工を施したものや、軽量なタイプのものは、荷物の多い外回り営業マンに人気があります。耐久性を求めるなら丈夫なナイロン(バリスティックナイロン等)を使ったビジネストートもあります。カラーは基本のブラック、グレーなどが一般的です。
形状は?
長いものを持ち運ぶ時、電車に乗る時に便利な「タテ型」
タテ型のデザインは書類を縦に収納できます。バッグの高さより長めの荷物でも、口を開けておけば持ち運びできます。
また、スリムなタテ型は、都市型の電車通勤で膝においても隣の方とバッグがぶつからないという点でも意外に便利です。
取り出しやすさ重視なら、断然「ヨコ型」
横型のデザインは中の物を取り出しやすいです。小さなものを雑然と入れても大きく開く開口部からパッと取り出せます。
収納力と安全性
荷物の種類にあわせて、仕切りやポケットを選ぶ
たくさん入る、大量に入るという容量の大きさが特徴のトートバッグ。使い手も必然的に多くの物をいれて移動します。
開口部がファスナータイプの場合、中身が不意に飛び出すことはありません。防犯面でも安心です。
収納内部に仕切りがないタイプは、分厚いファイルや書類の収納に適しています。
ペン、手帳、その他諸々、、、仕分け収納をしたい場合はポケットが多いタイプを選びましょう。
壊れやすいガジェットや大事なものを持ち運ぶ場合には、底面に底鋲(そこびょう)が付いているものがおすすめです。地面に置いた場合も直接衝撃を受けないので破損する心配が軽減されます。
PCを持つなら
トートバッグは袋状で収納スペースが広いため、15インチのパソコンなどでも余裕をもって対応できるものが多くあります。時々しかパソコンを持たない、といった場合は好きなバッグで構いませんが、安全対策としてPCインナーケースに入れましょう。容量の大きいタイプのトートバッグならケース分かさばるとしても、十分スペースに余裕があるでしょう。
仕切りのないトートバッグなら、PCインナーケースが仕切りの役割を果たしてくれますので、ファイルや資料も整理しやすくなります。
中にはクッション素材の入った専用ポケット(PC対応ポケット)を装備しているバッグもあります。しかし、クッション素材があるからといって過度の衝撃には注意してください。
PC対応ポケットを装備したバッグもあります。
インナーに、PCバッグを入れるなら少し大き目のバッグを。