いまや旅行や出張のお供に定番のスーツケース・キャリーバッグ。
ひと昔前は大型のボストンバッグやトランクケースも使われていましたが、使い勝手の良さでは車輪付きのスーツケース・キャリーバッグにはかないません。
そんなスーツケースにもハードタイプとソフトタイプのものがあります。
どちらかといえば頑丈なハードタイプが人気ではありますが、布張りのソフトタイプのスーツケースにはハードタイプにないメリットがあります。
目次
実は細かい使い勝手がいいソフトタイプのスーツケース
全体的な使い勝手ではソフトタイプに勝るハードタイプのスーツケース。しかし、実は細かい使い勝手ではソフトタイプの方が勝る部分も多いです。
例えば外ポケット。
最近はパカっと開く形で外ポケットをつけているハードタイプのスーツケースも出てはいます。しかしやはり外ポケットの充実では布生地でできたソフトタイプの使い勝手には勝てません。
基本的にポケットの数も質も、圧倒的にソフトタイプの方が勝ります。また、メインルームへのアクセスもソフトタイプに軍配が上がります。
ハードタイプのスーツケースは開けるときにパッカーンと真ん中から真っ二つに開く必要があります。
しかしソフトタイプは荷物の出し入れは前面の扉を開くだけで済むので、新幹線などある程度狭い場所でも中身の出し入れが可能です。
どちらにしても車輪がついているので使い勝手そのものの影響は少ないですが、ソフトタイプの方が全体的に軽量である点もメリットの一つです。
マチ拡張(エクスペンダブル)機能も
もう一つ、ソフトタイプスーツケースのメリットがマチを拡張し入る収納できる容量を増やすマチ拡張機能、いわゆるエクスペンダブル機能。
スーツケースの上面、側面、底面をグルリと一周するファスナーを開くことで、スーツケース本体の奥行を広くし、より多く収納できるようにする機能です。
これも布生地ならではの機能ですね。
ファスナー開閉のハードタイプスーツケースでも対応している場合もありますが、やはり稀。フレームタイプでは構造上マチ拡張は不可能です。
お土産をたくさん買うなど、帰りに荷物が増える予定がある方はマチ拡張機能のあるソフトタイプのスーツケースがオススメです。
ソフトタイプスーツケースのメリット まとめ
・ソフトタイプの方が外ポケットが充実している。
・中身を出し入れするために開くときもスペースをとらず中身も見えにくいため、電車内など狭い場所でも開けやすい。
・マチを拡張させるエクスペンダブル機能があり、荷物の増減に応じて本体のサイズや容量を調整できる。
もちろん、ハードタイプにも衝撃や水濡れに強いなどソフトタイプにはないメリットがたくさんあります。
旅行や出張の日数や移動手段、荷物の量、具体的な使い方などを考えて、場合に応じて選ぶのが一番です。
そのほか、泊数に合わせたスーツケースの大きさの選び方なども別途解説しています。
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