ビジネスマンのスーツのみならず、カジュアルシーンでも毎日使うベルトの保管方法、取り扱い方について解説します。
なお、保管方法自体は本革、合皮など素材に関わらず、基本的にベルトはみんな同じ保管方法です。
目次
スラックスやパンツからは外す!
スラックスやパンツを脱いでもベルトをそのままつけっぱなしにしておく方が多いのですが、これはあまりベルトにやさしくありません。
基本的に脱いだらベルトは外す、と憶えておきましょう。
人工素材である合皮であれ天然素材である本革であれ、基本的に水分はあまりよくありません。
ベルトによって身体に密着している部分は知らず知らずの内に身体の汗の水分が染み込んでいます。
その汗の水分をベルトが吸い込んでしまい、特に合皮の場合加水分解によるひび割れなどが起こりやすくなります。
本革も水分によって色落ちや色移りなどが起こるので、外しておいた方が良いでしょう。
しかもベルトをつけっぱなしだとスラックス・パンツをたたむときにベルトも一緒にたたむことになり、折り目によって革部分に急なクセがついてしまいます。
巻かずに吊るしてまっすぐで保管
ベルトは丸めるとクセがついてしまいます。
特に長期間使わない場合は、吊るして保管するのが基本。まっすぐに伸びた状態で保管されるため余計なクセが付かずにすみます。
画像のようなベルトハンガーを用意できればベストです。
残念ながら当店ではベルトハンガーは取り扱いがありませんが、上記画像のものは収納の巣さんにて購入可能です。
こちらの商品に限らず雑貨屋などでいろいろなタイプのベルトハンガーが市販されていますので、ベルトの数や収納場所によって選ぶと良いでしょう。
どうしてもハンガーなどでつるすことができない場合には、可能な限り大きな円を描くように丸めましょう。
こちらの画像の例でいえば。小さく丸めれば丸めるほど余計なクセと負荷がかかり、ひび割れなど傷みやすくなってしまいます。
コンパクトにまとまって収納は楽になりますが、ベルトには優しくない状態なのでやめましょう。
ベルトの保管方法 まとめ
・スラックスやパンツを脱いだらベルトは外しておく。
・ベルトを保管する時は吊るすか、なるべく大きな円を作るように巻いて保管する。
そのほか、ベルトのお手入れや長さの調整方法、切り方などについても別途解説しています。
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