ゾッキで使うだとかゾッキ使いとか、耳慣れないゾッキという言葉。
あまり普段は聞きませんが、革やレザークラフトに関わっていると時折耳にすることのある単語です。
(どちらかと言えば布生地を扱う業界の方がよく使う言葉かも?)
目次
ゾッキとは、一つの素材のみで仕上げることを意味する言葉
ゾッキとは、1種類の素材・生地という意味を持つ言葉です。
バッグではナイロンに取っ手やフチに本革を使った場合、ナイロン・革コンビなんて言い方をします。
そのコンビとは逆で、「 牛革ゾッキ 」であれば牛革のみで作ったという意味です。
ゾッキ 言葉の由来
表記する時はカタカナやひらがなで「 ゾッキ 」「 ぞっき 」などと書くのでなんとも日本語っぽくありません。
しかし一応外来語ではなく日本語らしく、「 総生 」と書くようです。「 総じて同じ生地を使った 」という意味でしょう。
でしょう とか ようです とか なんとも歯切れの悪い言い方で申し訳ないのですが、そもそもゾッキの言葉の由来については諸説あり定かではありません。
革バッグ業界に長くいらっしゃるの方に訊いてもなんとなく使ってるって方がほとんどで、やはり詳しい由来までは不明なようです。
オススメの本革ゾッキ使いバッグ
革のゾッキ使いで個人的にすごくいいなぁ、と思うバッグがこのショルダーバッグです。
(雑で無理矢理な宣伝でスミマセン… が、本当にいい革を使った素晴らしいバッグなのでオススメさせてください。)
良質な牛革をオイルヌメ革として仕上げてゾッキ使いにした、シンプルで使いやすいショルダーバッグです。
ともかく、こちらのショルダーバッグ、カラーバリエーションも豊富で他ではあまりないダークなグリーンなんかもカッコ良いですよ。
買わなくてもいいんで、ぜひご覧になっていってください~。